赤外領域カメラ PENTAX KP-IR

可視光で見えない被写体を赤外線領域撮影できる専門機関向けモデル

人間の目では見えない赤外線(IR)領域を撮影できるデジタル一眼レフカメラ「PENTAX KP-IR」

「PENTAX KP」をベースに、文化財や壁画・絵画等の下絵や下書きの調査、出土した木簡に書かれていた墨文字の判読、鑑識などの調査撮影を行なえる赤外領域の撮影モデルです。 対象物に物理的な影響を与えない「非破壊の鑑定用撮影装置」として、専門機関での学術調査や鑑定、鑑識用途に利用できます。

赤外光は可視光とピント位置が異なるため、従来型光学ファインダー上でのピント位置の調整が困難でしたが、 ライブビュー機能を利用することで、赤外光でのピント位置を液晶モニター上で確認しながら、 目視で正確なピント合わせを行なうことが可能です。

有効約2432万画素の高精細画像を生む、APS-Cサイズ新イメージセンサーを搭載し、その解像力を余す
ことなく引き出す、光学ローパスフィルターレス仕様を採用する事で、高い解像力と立体描写性に優れた高精細画像を実現しています。また画像情報を14Bitの高速読み出し処理することで諧調にも優れた美しい画像が得られます。

主な特徴

  • 赤外線領域での特殊撮影に対応
  • ライブビューによる高精度なピント合わせが可能
  • 最高でISO 819200(標準出力感度)という超高感度撮影可能
  • 防塵・防滴構造・-10℃耐寒動作保証
  • 改ざん防止カード対応(SD WORMカード/Write Onceメモリカード)

仕様

有効画素数約2432万画素
記録メディアSD、SDHC、SDXCメモリーカード(SDHC,SDXCはUHS-I規格に対応)
SD WORMカード、Write-Onceメモリカード
感度(標準出力感度)100~819200(1EVステップ、1/2EVステップまたは1/3EVステップ)
液晶モニタチルト式3.0型TFTカラーLCD
外寸(幅×高×厚)約131.5mm×101.0mm×76.0mm(突起部を除く)
質量約643g(ボディのみ) 約703g(バッテリー、SDカードを含む)
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